気がつけば娘ふたり

34歳で結婚•1人目の娘出産、35歳で2人目の娘出産。娘たちと過ごすかけがえのない日々を残していきたい。

【出産・育児】無痛分娩、どうやって病院を選ぶ?私の病院選び奮闘記(山王病院から愛育病院へ)

妊娠39w5dのmiomamaです。

産まれる気配が進まないまま時間ばかりが過ぎていく・・。

臨月の妊婦さんが予定日に近づくにつれナーバスになっていく理由がイマイチ

わからなかったのですが、今ではよくわかります・・。

 

でも、心配ばかりしてもしょうがないので毎日散歩とスクワット、頑張ります〜❤️

無事元気な赤ちゃんに出会えるのを楽しみに! 

 

さて、私は出産にあたり無痛分娩が行える病院をマストとして病院探しをしました。

結論から言いますと、赤坂にある山王病院から転院し、田町にある愛育病院で分娩を行うことにしました。

分娩の本番はこれからですが、これまでの通院生活において病院に全く不満はなく、不安もありません。むしろ転院して大正解!!!

正直、途中で病院を変えるのは中々勇気のいることでしたし、悪阻の中どの病院が良いのかという決定的な情報を調べるのは骨の折れる作業でしたし(他の方のSNSやブログを隈なく探し回ったり、友人にヒアリングを重ねたり・・)、自分にとって一大イベントでした。 

妊婦さんが自らの意思で転院すること自体が結構珍しいことかもしれませんので、私が今回転院に踏み切った理由についてご紹介したいと思います〜。

 

愛育病院への転院

元々、数年前に発症していた子宮頸がんの前癌状態の経過観察のため、山王病院に5年近く通っていました。そのため、「いつか妊娠したら、私の体のことを一番わかってくれてるし、この病院で出産するんだろうな〜」と自然に考えていたし、実際妊娠が判明して暫くは山王病院で妊婦健診を受けておりました。

 ・・・が、以下の理由により、山王病院から愛育病院に転院することを決意しました。

 (自分の中で生じた葛藤をそのまま書くと文章が分かりづらくなってしまうため、簡潔に転院理由としてまとめてみました。なので転院をサクッと決めたように見えるかもしれませんが、実際はかなり、かな〜り悩みましたよー。それこそ、朝方まで眠れず検索魔となったりしてました。)

転院理由その①麻酔分娩に対する病院の体制

愛育病院は24時間、365日いつでも麻酔分娩可能です。土日祝日、深夜いつ陣痛が起きても病院にさえ辿り着けば麻酔分娩は行ってくれます(他の妊婦の出産と時間がもろ被りして麻酔科医の手が空いてない時は少し遅れたりすることはあるようですが)。

先日受講した愛育病院の麻酔学級では、「麻酔は本当にいつでも打つか打たないか判断していただいて大丈夫です。麻酔すると決めていても、いざ陣痛が我慢できそうな痛みであったら打たなくても良いのですよ。勿論、麻酔してくださいと言われたらいつでも打ちますし、麻酔代は注射針を入れて初めて発生いたしますのでご心配なく!笑」というなんとも頼もしいコメントをしてくださっていました。

対して、山王病院はそこまで網羅的な体制で麻酔科医を配置しているわけではなく、もし麻酔科医不在時に出産に望まなければならなくなってしまった場合は自然分娩となってしまいます。

私の場合、出産予定日が1月15日であるため、もし陣痛が早まって年末や正月休みに来てしまったら無痛分娩が受けられないな・・とリスクを感じました。

無痛分娩の場合、予め出産予定日を少し早めに設定して処置する計画麻酔分娩が通常ですので、陣痛が早く来ちゃって無痛分娩にできなかった!!という事自体はあまり心配しなくても良いというのが大方の意見かもしれませんが、私のように何がなんでも無痛分娩が良い、または出産予定日近くは大型連休があるなどの場合は、常時麻酔科医を配置している病院を選ぶのが良いかもしれません。

※また、山王病院は、「山王病院」と「山王バースセンター」の2施設で分娩を行うことが可能なのですが、無痛分娩ができるのは「山王バースセンター」のみになり、山王病院で受診していた場合はバースセンターで改めて診察予約や登録を行わないと、麻酔分娩はできません。私は山王病院で診察を受けていたため、「え〜ほぼ転院みたいなことしなきゃいけないの・・そしたら他の病院に転院するのと手間はほぼ変わらないじゃない・・」となったのも転院を後押ししました。

転院理由その②費用

愛育病院の麻酔費用は通常の分娩費用に加え+20万円です。深夜加算などはなく、

いつ麻酔分娩を行なってもこの金額。

一方で山王病院の麻酔費用は+10万円ほどとのこと。

これだけ見ると愛育病院の方が高いのですが、山王病院は例えば深夜の麻酔になった場合は深夜料金が加算されるとのことで、これがよくわからない。。

また、愛育病院はお産全体にかかる費用は無痛分娩込みで大体100万円前後で収まりそうなのですが、山王病院は調べたり実際にそこで出産した友人に聞く限り120〜160万円ほどの費用がかかる模様。

どちらの病院も御三家(山王・愛育・聖路加)と言われるだけあり費用もそれなりですが、私には山王病院の費用はさすがに高すぎました・・。

転院理由その③無痛分娩の実績

愛育病院では無痛分娩における事故はこれまで無しとの説明を受けました。

全くリスクのない訳ではない無痛分娩に対し、この情報は自分の中でかなり大きな安心材料となりました。

山王病院はそのような説明等は受けていないので、不明です。

実は山王病院から転院を検討する際、荻窪にある衛生病院も候補に入っていました。

何と言っても無痛分娩の実績数が群を抜いて多い。

こんなに実績を積んでいる病院なら緊急事態にもきちんと対応してくれるのだろうと思い、かなり惹かれてはいたのですが、病院までの距離が結構あるため断念したという経緯があります。

無痛分娩の病院選びにあたっては、病院の実績数や、事故の有無(網羅的に調べるのは中々難しいと思いますが)を自分でなるべく調べることが、後々の安心に繋がると思います。

転院理由その④病院の雰囲気とスムーズな診察システム

愛育病院に初めて来院した時に感じたのは「人が少なくて静かで診察のシステムもスムーズ、めっちゃ快適・・・!」でした。

小児科と産婦人科しかないため、妊婦さんと小さいお子さんを連れたお母さんしかいないので、とても落ち着いているんです。

あとは、「愛育病院セミオープンシステム」と言って、妊婦健診は提携先の病院で行い、いざ出産の際は愛育病院で・・というような受診の仕方も可能であるため、人がそんなに多くないのかもしれませんね。

(余談ですが、愛育病院の妊婦健診は決まったお医者様がついてくれる訳ではなくシステマティックな部分もあるので、馴染みのお医者様を作って自分の状態を診て欲しい・・という妊婦さんはこのシステムを利用するのがいいのかもしれませんね)

また、愛育病院は来院すると「ページャー」というハンディタイプの機械を持たされるのですが、このページャーが指示する通りに検査を受けたり診察室に向かうことで、スムーズな診察を促してくれます。これもかなりシステマティックですが、他の病院でよくある、大画面を皆で見ながら自分のお会計番号が表示されているかを探したり、言われた診察室がどこだったか忘れてしまったり・・ということが全くないので、私には非常に快適な通院生活となりました。

一方で、山王病院は様々な診療科があるため、いつも老若男女ごったがえしており診察も毎回結構待たされてました。お会計をするのも、30分以上待たされたり・・というのもザラでした。

でもそれが普通と思っていたため、愛育病院への転院とそこで知った快適さは実は結構衝撃的でした。

 

 

ということで、結果的に愛育病院を愛する妊婦の日記みたいになってしまいましたが、

後は、実際に無痛分娩を経験するのが一番大事な報告事項になると思いますので無事出産を迎えられるよう祈りながら今日も運動とスクワットを頑張ります。

(後2日で予定日だけど全く出産が来そうな気配なし〜〜!!!!)

 

【出産•子育て】分娩方法にお悩みの妊婦さんへ〜私が無痛分娩を選んだ理由👶〜

こんにちわ🎍今日からお仕事はじめの方が多いですね。

こちら出産を早めたくて正月からウォーキングを頑張りすぎ、風邪を引いて寝込んでいるmiomama です。不覚…😣

とはいえ目と指先は元気なので、ベッドで寝転びながら、ブログで書いてみたかったテーマをアップします👇✨

 

私が無痛分娩を選択した理由

少しずつメジャーになりつつある無痛分娩。私は出産にあたり、迷わず無痛分娩を選択しました。勿論、痛いコトが大の苦手だから!

三十路半ばでいい年こいてますが、インフルの予防接種はここ5年ほど打っていません…6年前に初めて接種した時、あまりの痛さに悶絶。というより軽く踊りたくなるくらいプチパニック💃(どんだけ)それからはいくら会社から接種を要求されても逃げ回っていました🤯今年も勿論打たず。不良妊婦でホントすみません。

こんな私が無痛分娩を視野に入れるのはごくごく自然な流れでした。

あとは、里帰り出産をしないからというのも大きな理由です。実家は遠くないのですが、目の病気を患ってる母にあまり負担はかけられない事や、親と同居している私の妹が、赤ちゃんの夜泣きで睡眠不足になったりしたら悪いな…と思い帰らないことにしました。

ついでに、寂しがりやの旦那が「帰らないで〜😭俺家事がんばるから〜😭」と言っていたのもあります…。

 

そうすると、出産後もある程度体力を残して家事育児にあたる必要があるため、母体へのダメージが減る無痛分娩がよいなと考えた次第です。

痛くなく、母体へのダメージも減るなんて最高すぎかよ!と思ってます🤭♡

 

無痛分娩の選択事情

海外ではごく当たり前に選択されている分娩方法で、アメリカやフランスではなんと6割以上の妊婦が選ぶそうです。過半数…!!

2015年にイギリスのキャサリン妃が出産した時も無痛分娩だったようですが、産後のダメージが少いためなんと日帰り出産だったなんてニュースは覚えている人多いかもしれません。

 

一方で、日本では1割未満の選択率…!!なぜ?日本だと費用が高いから?

と言っても、例えばイギリスでは無料で出産できるシステムもあれば、アメリカは結構な金額の自己負担を強いられるとのことで、お金がメインの理由ではないのでは?と。

個人的には、「腹を痛めて産んだ方が子供への愛情が湧く」という日本でよく言われがちな考え方が影響しているのかなと感じます。こういうの、なんて言うのでしょう?思想?文化?

私も両親からよく言われました。その度に心の中で「辛いつわりとか体調崩しながらギリギリまでバリバリ夜遅くまで働いてたんだから、最後くらい少し楽したってイイじゃない!!👺」と意に介さないようにしておりました。

特に男性から言われると、「産まない人になんでそんなこと言われなきゃいけないの?」と思ってしまいます😔

選択の自由を与えられている有り難く素晴らしい環境なんだから、もっと気持ちよく選択できる世の中になればいいのにな。

 

私の周りでは友達、会社の先輩含め無痛分娩率が異様に高く(母数は大きくないですが、過半数)、話を聞いてもみんな「無痛は最高よ〜子供は可愛いわよ〜❤️❤️」と、もう無痛にも子供にも全然デレデレ。第一子目は自然分娩、二子目は無痛分娩という先輩にも話を聞きましたが「子供の可愛さなんて変わるわけがない」と明言してました。そりゃそうだよ。十月十日も、お腹の中で大事に大事に守ってきたんですもんね✨

 

無痛分娩のメリット、デメリット、リスク

挙げると色々ありますね。

 

①メリット

•痛みの緩和

•産後の体力回復が早いため育児に向き合える力が残る

 

②デメリット

•保険適用対象外のため数万〜数十万円のコストがかかる

•日本は麻酔科医が多くないため施術を受けられる病院が限られる

•全くの無痛ではないことが殆ど(どのレベルまで痛みを取り除くかは病院により方針が違い、少しは陣痛の痛みを感じさせるところが多い。和痛と称する病院もあり。)

•最近の研究では、自然分娩を行った方が赤ちゃんへの愛情ホルモンが多く分泌されるという話があると病院より紹介されました。これは正直びっくり!

 

③リスク

• 痛くないため、お産の進みが遅くなる傾向あり。赤ちゃんが苦しくなったり、鉗子で頭を引っ張って出してあげたりなど、緊急対応が求められる可能性はあります。

•無痛分娩の場合は計画入院が基本になる病院が多いですが、計画日より先に破水や陣痛が起きてしまうと麻酔科医が確保できず、結果的に自然分娩になってしまう可能性あり。

 

こんなところでしょうか。

 

色々書き連ねましたが、私が最終的に無痛分娩を選ぶ際に大事にしたのは、「上記載したリスクを如何に排除できる産院選びができるか?」ということでした。

 

なので、次のブログでは私の病院選びについて書きたいと思います♡

それでは〜🙋‍♀️✨